川崎仙台薪ストーブの会:薪ストーブ屋さんとDNA

世の中には火を燃すことの好きなひとと無関心なひとと2種類いるようです。今はやりの云い方をすれば火を燃すことの好きなDNAを持っているか否かの違いなのかもしれません。

 ヒトの進化の過程でネアンデルタールなどいくつかの亜種が分化したがそれらはいずれも絶滅し、現生人類だけが今に残っている、と習いましたが最近のDNAの解析からはちょっと違う説がでているようです。

 

人類はアフリカに起源を持ち、まずネアンデルタール人が欧州、西アジアに広がり、遅れてやはりアフリカで進化した現生人類も同じ道を辿って世界中に拡散したが、その過程で両者が共棲した時期があり、図のような地域、時間で混血が生じた。そこで現生人類は皆(アフリカ南部のヒトを除く)ネアンデルタールのDNAを2%程度はもっているとのこと。
 最先端の科学者が神の手を持って成し遂げたように思えることも数年後には新入りの大学院生でもできるようになるのが科学の世界です。一方では新しい技術をすぐ使ってお金もうけをしようとする人が現れるのも実際の世の中です。個人のDNA配列のすべてをルーチンワークですべて決められるようになるのはそう遠い将来のことではないでしょう。一時話題になった名簿屋のように本人の知らぬ間にDNA情報が出回って目先の利いた薪ストーブ屋さんは火を燃すことが好きなDNAを持つひとの情報を裏から買って営業するという時代も来るのかな?
 

 今日集まった火を燃すことの好きなDNAを持ったヒト達、総計16名いました。


 昨日までに伐倒、玉切りはほぼ終了したとのことで、今日の仕事は搬出。現場から直接軽トラに載せられることのなんと素晴らしいことか。


 会長宅前に運んだ軽トラ14台ぶんの玉切材です。


 立つ鳥跡を濁さず。次回にクローラ等を運び出してこの現場は終わりとしたいが天気予報が微妙です。一度雪が降ったら4駈軽トラといえど登ってくるのは難しくなります。


 左上から時計回り、左の傾いた木が目印になる上と同じ場所の一週間前。切株を利用したソーチェーン研ぎ台。楔を打ち込むと固定されます。足がついたやっぺい2号。どちらもYA氏作。狂い咲きした(多分レンゲ)ツツジ。5月にはあたり一面に咲いていました(http://d.hatena.ne.jp/saruhanatree/20150502)。