大人の遊園地:虚構新聞大賞と最近の遊具事情

暖かく、無風快晴

「この度蕃山の麓に80町歩の山林を購入しました。薪の会はこの場所で4,50年は活動できます」というメールを見てすぐに地図で探した私が浅はかでした。80町歩なんて広さは勿論価格なんて普通の都市住民には見当もつきませんから“あり得ない”とは気がつかず、まんまと騙されてしまいました。エープリルフールなんて今どき流行らないよ!そんなものを知っているのはおじさんやおばさんだけ!
 「橋下大阪市長(当時)が児童全員にツイッターを使わせるよう指示した」という記事を真に受けた慌て者がネットで騒いだので有名になった虚構新聞もその後あまりヒット作(いかにもありそうな嘘)はないようです。 今年の虚構新聞大賞にこの嘘を推薦することにしました。勿論嘘です。

チャップスで武装した伐倒女子も活躍したとのことですが、冬の間に倒して斜面に横たわっている木をいかに効率良く搬出するかが当面の課題です。下の写真は先日og氏から送られてきたもので「ワイヤーを左側斜面の切株から右側立木にかけ張り上げ、中間にロープ用の飛金車を固定しました。すり鉢状の地形なのでこの位置で全ての材を引張出せます。ワイヤーの位置に赤いラインをいれました。」とのこと。
赤丸で囲った飛金車は「とびきんしゃ」と読むのでしょうか。金属製の静滑車を金車と云うらしいので空中でぶらぶらしているから飛金車?これに通したロープの一端を伐倒した木にからめ、他方を切株に固定したポータブルウィンチで引っ張って持ち上げれば重力で下せるようです。

黄色い丸で囲ったのはこの時点では重力利用のやえんの出発地でしたが今日はすでにやえんは集材機の動力を使った釣瓶式軽架線に置き換えられていました。釣瓶式軽架線による集材の原理図、出発地の櫓、すれ違いの様子、林道際の積み替えのローディングデッキ、動力源の集材機(問題があって修理中)です。集材機ひとつでいろいろ遊べるものですね!そのためにはいくつもの金車を使って方向を正しくし、チルホールで張りを調整する技術が必要なことは言うまでもありませんが。
10日間くらいの労働で下せるだろうとのog氏の見込みですがさて。