川崎仙台薪ストーブの会:河川の営力と第一の橋、決壊と抉壊

快晴

先週の大雨で第一の橋が心配だったのですが、大丈夫だったようです。でもあんなちっぽけな流れでもその営力(浸食、堆積など地形を変える力)は侮れません。
 踏跡程度だった今の休憩小屋に至る道は薪の会発足後に拡幅しました。第一の橋の場所に川面直上に辛うじて軽トラが通れる杉丸太を渡したのはOG氏でしょう。ちょっと今の地形から想像できませんが当時河床はもっと高かったことが2010/7/28の現在の橋の架橋風景から窺われます。


 が、早くも2年後には東側が抉れてしまったので緩衝用に石をおき、





更に縦に松丸太を押し込んでかすがいで止めたのが2012/6/24でした。





ところがばらばらの石はすぐ流されてしまったので新たに袋にいれた石を置いたのが翌2013/5/3でした。「水は敵、石は味方」です。覚えていませんが写真を見ると基礎になる横に渡した松丸太も変っているようです。







これが今日の写真で、破れかけた袋を前と比べると河床は更に深くなっています。大雨の度に安全を確認する必要がありそうです。







 ところで決壊と書くのは当用漢字の制限のためで本来は抉壊(抉:えぐる)だという説を読んだ記憶があります。納得です。昨日の某全国紙のコラム「春秋」で「(決壊の)決は洪水を防ぐために堤防を崩すことを意味した云々」と「決」の字の意味の重さを説いていましたが、こちらは?です。だいたい「洪水を防ぐために堤防を崩す」なんてことがあるんでしょうかね?

 長雨の後の快晴の日で15名ほどが参集。私は野次馬。時計まわりに皆さんは南側尾根に登って玉切、搬出、あるいは北側尾根の笹刈りをされたようです。手本は二宮金次郎。新兵器登場。