川崎仙台薪ストーブの会:橋と一輪車、パワポとマックスウエーバー

晴 暖かく、春です。

本日のメインイベントは北沢新伐採地への道の架橋完成であったはずですが、橋も4本目でしかも骨格はとっくに完成済み(http://d.hatena.ne.jp/saruhanatree/20150204/)、床板もできていて(http://d.hatena.ne.jp/saruhanatree/20150225/)張るだけだったので僅か5人ほどでお昼前にひっそりと完成しました。これまで作ったうちで一番立派な橋なのに。沢沿いにはカタクリの葉が顔をだしていました。

 故あって残した朴の木も結局伐り倒され、薪になることになりました。広葉樹では小枝が大量にでますが嵩張るのでこれまではあまり利用されていなかったのではないでしょうか。

一輪車を修理して緑の計量用コンテナ2個をとりつけてくれた人がいます。これに割った薪をびっしり詰め込めば当会用語の4“きもち”相当、割らない玉切材なら2きもち相当ですが、どちらにしても重すぎてその計量には実用的ではない気がします。それより嵩張るシバ(径5cm以下とも手首より細いものとも:無料)を運ぶのに適しているのでは?土に還してしまうのは勿体ない。シバと玉切材の違いは当然曖昧ですが一応分けてみました。

この図は我が薪の会で半日働いた分の報酬としての薪の量(2“きもち”、0.05立米)とホームセンターで買った薪束(500円強)の比較です。大体4:1と言葉で云うだけとこのように図示するのとでは情報量、訴求力に大差があります。図作りに最もよく使われるソフトがパワーポイントで、今講義の準備の大半は如何に学生の興味を引きかつ分り易い図をパワポで作るかに使っています。

学問で生計を得られるのは大学の教師しかなかったその昔、マックスウエーバーはその著「職業としての学問」で学者になるには学問的業績以外、たとえば声がとおり易いこと(当時のドイツでは駆出の講師の給料は聴講する学生数で決まった)も必要、と歎じましたが、現代に生きていたらパワポを使いこなす能力をあげるかも。
STAP細胞で日本中の話題をさらった割烹着のお嬢さんが利用したのもパワポです。その能力を適所に使えば良い教師になれたかもしれないのに。