川崎仙台薪ストーブの会:“遊び仕事”再訪
晴/曇 暖かし
昨晩の有志?による一泊検討会の翌日ということもあり、精鋭14名が太い材を相手に玉切、運搬、薪割りとそれぞれ思い思いの仕事をしている様はちょっとした壮観でした。
奥では世界最強!のチェーンソー(ハスクバーナ3120XP)を使って製材していました。排気量118.8cc、バ−長42inch=105cmで、10.4kgという“本体乾燥質量”には燃料やオイルの重量は当然入っていないでしょうが、バーやチェーンの重量も別?北沢林道から新たな伐採地への道の橋の床板用とのこと。軽トラは考えずクローラだけを念頭に置いた橋のようですが、それには不相応な床板です。
ふと、久し振りに「遊び仕事」という言葉 (http://d.hatena.ne.jp/saruhanatree/20101020 , http://d.hatena.ne.jp/saruhanatree/20101024) を思い出しました。 環境倫理学の鬼頭秀一氏が”マイナーサブシステンス”という業界用語を意訳してこの言葉を作ったとのことで、その例として薪の会の活動をTVで紹介してくれたことがあります。また、氏の研究室の塩原氏が“里山ボランティアを支える仕事〜川崎仙台薪ストーブの会を事例に〜”というタイトルで修士論文 (http://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/dspace/bitstream/2261/48997/1/K-02877.pdf) を書きました。
鬼頭氏は昨年東大を退職されたようで、ネットでみつけたその最終講義の写真です。「遊び仕事」と「精神的豊かさ」、「自然環境」の関連について論じているようです。