川崎仙台薪ストーブの会:2015年度の夢

少々遅まきながら明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。

2015年度は薪ストーブの会の活動ではフィールドが隣の尾根に移るという大きな変化がおきそうです。標題については1/5のog氏のLJCへのメールで尽きていますが、それを引用しながら頂いた写真を交えて蛇足を。


で、今更ながら現地の確認です。かなりいい加減な地図で一頁に無理にまとめたのでちょっと見難いがご勘弁を。


「面積は5330㎡、概算で雑木650本、杉200本」で「4,5年は活動でき」、「ピンクテープで周囲を囲った」とのこと。一昨年の出稼ぎ先の三島では200本、烏帽子ではその数倍だったことを考えると650本というのは少ないがとりあえず2015年度1年分ということでしょうか。


まず必要なのは搬出のためのインフラの構築ですが写真は取付道路の入口と架橋の予定地。雪の中を刈り払いしてくれたとのこと。沢幅3mに6mの杉材を使っての架橋は今まで何回も経験済み(たとえばhttp://d.hatena.ne.jp/saruhanatree/20140816)です。


伐採予定地は急傾斜ではないので自由度が大きく、「休息小屋、倉庫、資材置場、薪置場、トイレなどの配置計画」を皆で妄想して楽しんだとのこと。まず伐倒してあとは成行き任せではなく、うまく按配して現実には難しいとしても“後片付けまでその日に終える”というMM氏の理想になるべく近づけたいものです。もっともデキの悪い子供の宿題のように伐倒木が山積していればやむを得ず働くだろうというのも作戦のひとつかな?


「子供たちの遊ぶ場所も作りたいと思います。滑り台、ブランコ、シーソー、ツリーハウス、樹上回廊、夢が膨らみます。」写真はみちのく湖畔公園森の楽校に薪の会のメンバーが主として作ったツリーハウスです(森の楽校HPより)。これは立派すぎますが、この最上階の部分の簡易バージョンでも作れればお子さんにうけるのではないでしょうか。昔アメリカの知人の庭先で一回り大きな犬小屋といった感じのツリーハウスで確か6人姉妹!が上り下りして遊んでいたのが強く印象に残っています。

 

これも薪の会のメンバーが森の楽校に作った薪積みで、何となくキノコの家かインディアンのティピーを連想させます。もう一回り大きく作れば大人の家出先にまではならなくともお子さんの隠れ場くらいにはなるのでは?そして作るのに参加してもらえればなによりと思うのですが最近のお子様方は塾や習い事でそれどころではないのかも。オトナも時には効率を追うのをやめて無駄を楽しみましょう。センス抜群のYA氏の出番かな?


 福島県飯舘村では村の人口以上の作業員が除染のために働いているのでイノシシが姿を見せなくなってしまい、私もメンバーであるNPOでは毎年捕獲して細かく各部位ごとの放射線量を測っていたのにデータの継続性に穴があきそうで困っているそうです。一方今年は薪の会会員でボタン肉に舌鼓をうったひとが大勢いたようです。モノを食べられない身としてはその関連のメールやツイッターを指をくわえながら読んでいました。

 最後に蛇足の蛇足を。入院してひと月半というと苦痛をこらえてベッドの中でじっとしているのではと思われそうですが、実際にはごく普通の生活を送っています。これで食べ物さえ口に入れられるようになれば明日にでも薪の会の作業に参加できると思っているくらい体を持て余しています。