川崎仙台薪ストーブの会:きのこフリーへの光明が見えた、でもアタシを忘れちゃいませんか、の声

晴/曇 労働日和

賽の河原はエンドレスに見え、いまに雪が降り、伐採木は山に放置されやがてキノコの餌食に - -と悲観的だったのですが、お地蔵様ならぬ人の和と文明の利器のお蔭で光明が見えてきたような気がします。
 

朝始業前の打ち合わせ。ウィークデイにもかかわらず今日の参加者は18名。このところ毎回二桁の参加者です。
 

新兵器登場。名目パワー22tは従来のものと同じですが、ずっと強力な感じで使い勝手もよく、一人でも難なく使えます。故障ばかりの8tは修理に出され、戻ってきたら薪割機3台態勢となります。ネック(律速段階)は搬出となるでしょう。
 

その搬出のための道も拡幅・延長され、赤いひまわり歯車が目印となるケヤキのすぐそばまで赤の一番大きいクローラが行けるようになりました(右下)。その先には材がごろごろしています(左下)。このクローラ50往復で搬出終了の見通しとか。
退避場所を作ってクローラ2台態勢でいこうという話もでましたがはたしてどれだけ効率が上がるか。日露戦争開戦前に単線のシベリア鉄道の輸送力を列車交換の能力から予測したら敵もさるものひっかくもの、交換などせずウラジオについた貨車を片端から壊して一方通行にして効率を上げたという話を聞いたことがあります。真偽は保証しません。
5年ほど前この尾根の東部を伐採した時はチェーンソー以外はすべて人力だった(確か最終段階で野猿が登場した)のですから伐倒作業だけ突出してキノコを喜ばす結果に終わったのは当然だったと云えましょう。

今日作った薪です。キノコフリーです。上左(右)が新しい(古い)薪割機で作った薪で、前回までに作って道端に積んでいた薪は小屋横の薪棚に移動しました(下右)。この写真をとっていたら後ろから声が聞こえてきました。「おいおい、何か忘れちゃいませんか?」ふり返ったら南側尾根で伐倒された木が沢山私を睨みつけていました(下左)。草が枯れかけて目立つようになってきました。

 終了時の記念撮影。カメラはコンデジですが撮り手はプロでした。