川崎仙台薪ストーブの会:トップダウン式着火法再訪
小雨 やむ気配なくお昼で解散
季節が残暑から一気に秋たけなわになったかのようです。24日の最高気温31.6℃が今日は20.2℃。そろそろ薪ストーブのシーズンです。未だ8月ですが。
仙台を出る時は曇りでしたが釜房ダム付近から小雨。そんなお天気にもかかわらず11名集合。捨てられたのか妙に人懐こい白犬も参加していました。
少し前までは満杯だったという理事長宅脇のB棚に空きがあるというので前回道端(日当りが悪い)に積んだ薪を理事長宅脇のB棚へ運搬。今日現在の薪の在庫です。A,B棚は満杯。
その他薪割り、玉切というルーチンワークおよび現場への道沿いの刈払い等。新しいランバージャックのTシャツのお披露目もありました。
仙台の最低気温はこのところ10度台、そろそろ薪ストーブの炎が恋しくなる時季です。以前、薪ストーブの会名誉会員の深澤光氏がその著“薪暮らしの愉しみ(創森社,2009)”に紹介している、普通とは逆に太い薪を下に焚付けを上にする「西洋式着火法」にふれました(http://d.hatena.ne.jp/saruhanatree/20140329)。数回試したところ、失敗しても消えるだけで燻ることはありませんでした。これがアチラでは一般的なのかどうか深澤氏同様気になっていたので先日雨で無聊をかこっている時ネットを検索してみました。
このやり方は「トップダウン法」と名付けられているようです。”Where there’s smoke, there’s fire(火のないところに煙はたたず)”をもじって”Where there is no smoke, there is fire”と燻らない方法と持ち上げている記事もありました。
「3,4本の太い薪を一番下に、次に細い薪を数本直角方向に、その上に焚付けをやはり直角に置き、4層めに新聞紙を適当に丸めて火をつける。すると火はだんだん燃えひろがって下の薪に達する。眺めていると楽しいよ!やってごらん。」
「信じられないかもしれないが(believe it or not)」、「直観に反する(counter-intuitive)」,「上下逆(upside-down)」等書かれているのでやはり「西洋式」といえるほど一般的ではないようです。ひとつの問題は大抵の薪ストーブは高さが充分ではないことで、写真でも新聞紙が天井につっかえて窮屈そうです。着火剤を焚付けの中に入れて使うのは一つの解決法で高さは低くなりますが、それを潔しとしない人もいるでしょう。要は主義主張とご自分のストーブと相談の上での工夫次第です。
ところで、以前の小屋が吹き飛ばされた春の爆弾低気圧は2012年、大震災の翌年でした。