川崎仙台薪ストーブの会:両面作戦で搬出へ

8/13 快晴 日差し強し 仙台の最高気温29.8℃
心優しい妹は月になり、意地悪な姉は太陽になったというインドの民話が実感できる日でした。
8/14 薄曇 むし暑かった 同30.2℃

未だ暑さは続いていますが夕暮れは早くなり、秋の気配。私は何故かイチモンジセセリとヌルデの花で秋の到来を感じます。ヌルデは腹帯への道端至る所に見られましたが、イチモンジセセリはまだ見ていません。関東以西ではありふれている上に幼虫は稲の害虫、成虫は蛾と間違えられる容姿という三拍子そろった嫌われ者のこの蝶は東北では少ないようです。夏休みの終わりを告げる悪い虫でした。

秋到来なら薪ストーブの会で急がれるのが玉切材の搬出です。放置すればまたキノコの餌食なのでまず必要なのが搬出路の整備です。写真は左上から時計まわりで13日作業開始前の北側沢の左股方面。玉切材で塞がれて路跡は分りません。材を搬出しながらクローラが通れる道を復旧していきます。
 
今日作業終了時には沢が左に曲がる写真の地点まで来ました。玉切が先行したので左右の斜面には40cmあるいは80cmに玉切された”薪の素”がごろごろしています。軽架線の調整も同時進行です。次の作業日には軽架線とクローラとで両側の材を効率良く搬出−できるかな?その後は斜面途中の玉切材を重力利用で道まで落として搬出、最後に軽架線を張り直して斜面上部の材を搬出という順序が司令官の頭にあるようです。

搬出の手配が整ったら次に必要なのは薪割、そして薪一時保管のスペースです。そこで出番が刈払い隊長。左上から時計まわりに保管場所(二つの橋の間)整備のビフォワーとアフター、同じ場所を道路から見たところ、そしてもう一か所の保管場所候補(最初の橋の手前)です。


そうした土場全体の俯瞰です。

 よそごとではありません。実は今年は雪の頃から初夏までぶらぶらして春が過ぎても暑くない限り火を燃していたので来シーズン用の薪まで先食いしてしまいました。最近せっせと玉切材を運んでいますが薪割がおいつきません。今週頑張らなくっちゃ、と思っていたのに無情の予報。この冬を越せるかしら。