川崎仙台薪ストーブの会:雨の日曜日はブログの補充

10月18日(金)爽やかな秋晴れ 烏帽子で作業:参加者5名。いろいろあってブログはお休みしました。伐倒後の伐り口の検討風景です。
10月19日(土)やはり良いお天気だったはず:参加者10名とのこと。私は東京。

ご子息の奥様が「放射能が怖い」といってお子さんを連れて東京から北陸の実家に帰ってしまったという話を友人から聞きました。ネットの情報を集めて疑心暗鬼にかられたようです。ネットには放射能についての恐怖を煽ることを無上の楽しみにまたはメシの種にしているひとが沢山います。その人たちに共通することは

1. 伝聞を拡散するだけで、個人情報だからソースは明かせないという。
2. 博士とか教授とかの肩書きの人(往々にしてカタカナ名前)がああいった、こう云ったという。科学技術の世界で意味があるのは文字になった論文で、聞いたことは重視されません。聞き手が誤解、というより意図して歪曲しているかもしれませんし。
3. やたら桁数の多い数字をふりまわす。これだけで科学的素養がわかります(http://d.hatena.ne.jp/saruhanatree/20130220/1361358608)。
4. 政府は隠しており、自分は真実を知っているという。

丁度環境省OGで富士山測候所エアロゾル等の測定をしていたひとから福島県飯舘村のある場所での過去1年半の空気中のセシウム濃度のデータが送られてきました。HPでもなんでも自由に使ってくれとのことでしたので載せます。昨年4月上旬の数値が高いのは爆弾低気圧の為でしょう。数値について細かく解説はしませんが、食品の自然放射能による内部被曝に比べて無視できる程度です。

 政府が真実をすべて明らかにしているとは思いませんが、今の日本では原発の構内はいざ知らず、市民が入れるところで重大な事実を隠ぺいすることはできません。「自分だけが真実を知って(聞いて)いる」という人を信じてはなりません。
  
 我家の薪小屋の一部です。伐倒した根元付近を集めています。整理しずらく見栄えは悪いがボリュームがあって火持ちがよく、また表面積が体積に比して広いのでよく乾きます。重いのが難点です。