川崎仙台薪ストーブの会:烏帽子スキー場出稼ぎ続報

5日(土) 小雨 寒く(仙台の最高気温19.3℃)息が白く見えました。昨夜から我家は薪ストーブを焚いています。最後に焚いたのが8月2日ですから、我家のストーブの休みは2ヶ月です。
6日(日) 小雨 似たようなお天気でしたが気温は少し高く、仙台の最高気温21.1℃。

5日
今回の伐採場所です。つきだした林界の先頭部分ですが、衛星写真と地形図の形が微妙に違います。写真はテーブルナイフ、地形図は庖丁でしょうか。針葉樹記号が書かれていますが多少カラマツが混じるものの実際はブナ、シデ、ナラ、カエデ類、ホウノキなどの広葉樹主体の混合林です。ついでながら「Q」のような記号が広葉樹、「小」に似ているのは草地です。

ただ拡大してもだめでしたが、写真の分解能がひと桁とは云わず、倍になれば2日にok氏が周囲を測っていたブナの大木がどれか判り、画像認識技術を使えば本数や樹径分布が一瞬にしてわかるのではないでしょうか。また、地形図では道路幅が写真より広く画かれるんだということを発見。それに、写真下のほうで道路が二重になっているのは何故でしょうね、とか比較していろいろ楽しめます。

そのブナの大木です。まず受け口を作ってから根張りを切ります。


倒れる瞬間です。根元近くで直径65cmくらいありました。

寄ってたかって枝の整理。

上の小枝には実がびっしりとついていました。熊の好物だそうですが、まだ堅そう。鋸歯の尖端ではなく、谷底から葉脈が走るのがブナの葉の特徴だそうです。でも大概葉は上のほうについているのでわからず、樹皮で見分ける他ないように思います。




6日
 昨日の続き。有望若手の参加でOJT。伐倒方向を慎重に検討しています。

 伐倒初心者にはちと太すぎるのではと思いましたが、指導宜しきを得て大成功。

 ところが大問題が発生。伐採の範囲は前出の黒丸程度と思っていたのですが、なんとゲレンデと通路に囲まれている一角の相当部分とのこと。話が違います。薪の会の戦力ではとても10月一杯でできる量ではありません。さてどう決着がつくか。