川崎仙台薪ストーブの会:三島で早くも萌芽更新始動、でも何故自給率3割?

快晴 暑かった。仙台での前日の最高気温11.4℃、今日は23.7℃

 一時は「捨てようか」という話もあった三島学園のヒマラヤ杉の玉伐り材ですが、やはり「勿体ない」が勝ち、重くて運び出せないので現場で薪にすることにしてok氏が新兵器(自走式22t縦型薪割機)を持ち込んでくれました。米国Brave社の薪割機をホンダウォークに載せたものです。5/10の薪の会将監出張所での作業で既にその威力は充分承知していましたが、ストロークが速くて刃が鋭く、その上縦型なので太い玉をよいしょ、と持ち上げる必要がありません。効率は腹帯の22tの倍以上?

 かくしてできた薪の山はほぼ4列です。さて、これをどうやって新川営業所に運びこむか?軽トラ4,5台分はありそうです。ヒマラヤ杉の玉はまだまだ残っています。
 
世の中にはヒマラヤ杉を“貴重”と思い、こうした風景を“ハゲ山”と形容する人もいる(http://d.hatena.ne.jp/saruhanatree/20130509/)ようですが、日本の里山は伐採−利用−萌芽更新−成長というサイクルによって保たれてきたものです。

 木下藤吉郎方式によって本数を数え、下草刈を始めたのが3月17日ですから伐倒を初めてからまだ2ケ月経っていないのにもういろいろな色−紫っていうのもあるのですね!−の若葉をだして萌芽更新に動きだしている気の早い株があちこちにみられました。世代交代して雑木林が再生を始める第一歩です。まあ、「木を伐ること≡自然破壊」というステレオタイプな思考しかできず醜悪なビラを貼って自己満足している輩には理解できないでしょうが。日本の自然は豊です。
 でもこんなに気候と木材資源に恵まれている日本の木材自給率が3割というのは何故なんででしょうかね?