川崎仙台薪ストーブの会:出稼ぎおよび除染への薪の会の貢献

小雪のち晴 行きも帰りもマイナス4度。笹谷街道は地吹雪でした。

前回雨で流れた出稼ぎの仕切り直し。別荘地で建物に近く風で倒れると危険な木の伐倒の請負です。プロの指導をうけて受け口を整形しています。何となくへっぴり腰に見えます。
 選手交替。神妙にレクチャーを受けています。手にしているのは新品のSTIHLとのこと。使いたくて使いたくてという心理状況でしょう。
 建物に近く重力に逆らって倒さなければならない木はロープをかけてひっぱります。2m以上の高所作業は安全帯の着用が義務付けられています。
 皆運動会気分です。数(14名?)は偉大で枝の処理まで含め午前中に終わりました。会の収入4万円とのこと。これから講師謝礼を引くと時給は?などと計算してはいけません。
 お昼は伐採地の基地で。肉なしのトン汁を美味しく頂きました。
 午後は雪の中で架線撤去。北側尾根のも南側尾根のも回収できました。それにしてもIN氏の努力でできたこのスペースの広いこと。車9台が数えられますがまだまだ余裕があります。
 お礼のビール3缶づつ頂いて帰りました。その場で飲めないのが残念です。

 このところ隔週末ごとに福島の飯舘村に通っています。「放射線測定に関してはセミプロ」と自己評価して行ったのですが、本物のプロが何人もいてできることは鞄持ちならぬ鉛持ちくらい。これが重い! 鉛は正確な測定をするために余計な放射線を遮蔽する目的で使うもので、鉛持ちがいなければプロも仕事になりません。
 川崎町の測定器は3cm厚の鉛で遮蔽しているとのことですが、5cmは必要、などとネットに書き込んでいる人もいました。ところが持ち運ばなければならないフィールド(野外)では2cmでも重すぎるので1cm厚の遮蔽でどうすればより正確な測定ができるかプロがいろいろ頭をひねっていました。ノンプロ(プロの仕事を見たら自己評価が下がりました)はただ鉛をもってうろうろするばかり。この写真で私がやっているのは目盛を見て読み上げるだけ。中学生、いや、小学生でもできます。
 が、フィールドでの測定には邪魔な木を伐るとか草を払うとかの仕事も結構あり、持参したチェーンソーや刈払機がお役にたちました。自前のを持ち込む人は他にいないとのこと。一応備えてはありましたが、使える人が限られる上メンテの問題もあります。薪の会の経験が除染に貢献しました。