皮、材の部分、小枝

晴 暖かい 鶯の初音。初音ミク。関係ないか。道路はグジャグジャ。

昨晩の地震のせいでしょう、西側の薪棚の前に積んであった玉切り材(前回に写真あり)が崩れてまるで意図的にしたように綺麗にならんでいました。それで写真を撮ろうとしたら − バッテリー切れでした。これだからトーシローは駄目です。

 オペレータ兼現場監督は年度末で多忙、棟梁は腰痛で共に不参加。頭不在では集材機を使っての搬出も、めくり返った薪棚の屋根の復元もできないので玉切り、運搬、薪割り、伐倒等いつもの通りの仕事なので写真が無くてもまあいいか。

 いつもの通りで無い仕事をしたのは自分自身で、焚きつけに使うような細い枝とコナラの薪の皮を集めました。仙台での汚染度くらいなら何ベクレルであろうと我家の住人の寿命には誤差の範囲さ、と余り気にしていなかったのですが − 。数日前放射線測定の専門家と話す機会があってムラムラとしてきました。最近食品関係の企業が安全のチェックのために“高価なゲルマニウム(Ge)半導体検出器を購入した”というような記事を時々見ます。実は目的もエネルギーも違いますが20年前は毎日Ge半導体検出器とつきあっていたものですから。

 結局ただ灰を測ってもつまらないからコナラの皮、材の部分、焚きつけに使う小枝、落葉(これは我家の)をそれぞれ分けて測ってみようということになりました。放射性物質は空から降ってきましたから、皮の部分とか、体積に較べて表面積の広い小枝に多いはずです。 
 写真がないのは寂しいので我家のOMソーラーの吹出し口で乾燥させているコナラの皮を載せます。
それがわかってどうするの?薪の皮を剥いで燃すの?とは家人の言です。これだから − − はいやだ。