川崎仙台薪ストーブの会:消火剤は肥料

小雨

先日薪ストーブの上の南部鉄瓶の蓋を落としたら突如灰神楽。一瞬何が起こったのかわからず呆然としていたのですが −− 粉末消火器が作動したのでした。万一の時に慌てたら間に合わないから、と安全ピンを外していました。消火器の粉末は細かくてちょっとの隙間にも入り込んだ上、掃除機のめがつまったと家人は文句たらたらでした。はき集めた粉は庭に捨てたのでこの春は雑草の勢いが良いことでしょう。以前防火訓練をした跡地が青々としていることに気がついて調べてみたらあの粉末は肥料の燐安(燐酸二水素アンモニウム)だそうです。

教訓:消火器の安全ピンは抜かずにおいて時々使用法を復習すること。

 今日は雨で山の楽校中止とのことで女性スタッフひとりと共に“大人の遊園地”腹帯へ。着いた頃はまだ小降りだったので10名プラス1名が適当に分れて薪割り、玉切り、搬出、伐倒木下し。雪はぐずぐずで“ひっぱりだこ”を使っても伐倒木を下すのに悪戦苦闘したようです。雨が強くなったので早お昼となりました。山の楽校用の具材で味噌汁を作って頂き、それに小麦粉を溶かしたものをいれてスイトンに。私は不参加だったので事情がよく分りませんが、今月の例会で薪の会に“スイトン文化”が根付いたようです。

 コーヒーを飲み終わる頃には霧雨になったので再開。搬出した軽トラ5台分の玉切り材(手前)と今日作った薪(後ろ)です。薪は4立米弱(4.0×0.8×1.2)くらいでしょうか。雨の割にはずいぶんと作業が進んだように思えます。

 今日我家の庭でフキノトウを見つけました。あれから1年。人間生活と関係なく季節はまわってきます。ボランティアで行った、建物は残ったが瓦礫に囲まれた閖上の家の庭で水仙が元気に芽を伸ばしていたのが印象に残っています。