情報化、機械化、やり甲斐

1月4日 午前中小雪 午後晴

 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

 今日も去年4日同様鶏のコンフィを作って小屋でスモークしました。また、お雑煮を作ってくれたひともいました。自然の中でみんなで食べれば何でも旨いものです。昨年は2人でしんみりと食べた(特に私は車を落としたショックでしおれていました)のに今年はなんと11人です(写真には午前か午後だけの人は抜けています)。美味しくないはずはありません。明日も何名かが作業するはずです。

 この違いは情報化と機械化と目的意識の変化からと私は思います。通信手段が断たれていれば(昨年の今頃はそうでした)集まれないし、情報があっても単純重労働ばかりだと敬遠する人がいるのはあたりまえです。その上労働の成果がキノコ(勿論食用ではありません)の餌の供給に終わるだけだろうと思ったら労働意欲がわかないのは当然です。いつか釣瓶式野猿で玉切り材を下している時、ある若手会員が“どうせこれも放置されてそのうちタダになるんでしょう。そしたら貰いに来ます。”と云った言葉が印象的でした。

 昨年1年間かかって様変わりしました。Og氏の信じられないほどの献身と尽力で重労働はごく一部になり、mm氏のリーダーシップの下で薪棚の整備が進みました。まだまだするべきことは多いけれど、作業にやり甲斐が感じられるようになってきました。

 午前中は小雪だったので平地で玉切り、玉切材運搬、薪棚積み。 
 雪は午後にはあがったので軽架線による集材も開始。上で大枝をはらってから下すようにしたので引っかかることが少なくなりました。その分上で作業する人は大変なわけですが。その上の人が下に降りてきて集材機を運転するのですからいやはや。
誰がいつ作ったのかこんなものが置いてありました。餌も散歩も要らないペットです。