見晴らし尾根

晴れ まさに晩秋 無風なのにしきりに落葉が舞っていました。

8,9日入山します、というメールを見て急遽計4名が集合。今冬の伐採、搬出のために新たに軽架線を張るとのことで邪魔になる木を伐倒、適当な木に金車を懸け、ワイヤを通したところで本日の作業終了。その合間にはお決まりの玉切り、薪割り、薪積み。
 Google Earthで薪棚の正確な経緯度がわかったので国土地理院のホームページからダウンロードした1/25000の地図に位置を書いてみました。この地図だと現在懸っている軽架線の場所に谷があるのが読み取れます。9月18日にお見せした地図は縮尺こそ大きいけれど谷の存在は分かりません。

 薪棚の標高は約220m、尾根の上は340mですから120mの高度差があります。これを重いワイヤだの金車だの、あるいはチェーンソーや予備の燃料まで担いで何度も上り下りした方々、ご苦労様でした。私は軽いコンパクトディジカメを持って一度上っただけです。尾根の上からの眺めの良いこと!この写真ではあまりそれが伝わらないのは腕の問題ではなくカメラが安物だから、ということにしてもらいましょう。ついでながらカメラのGPSが示した谷の標高は320-340mでした。100mも違っていたわけです。手前の尾根の斜面には点々と萌芽更新しつつある株が見えます。

 明日は少なくとも5名が入山する模様。私は残念ながら、です。

 いつもとは違う視点からの作業場。