集材機と薪棚例

曇 暑いことを心配したが山は爽やかでした。

 ニセアカシアの花に気が付いたのは数日前のことなのに、もう盛りが過ぎて黄ばんでいます。パイオニアプランツのひとつで成長の早いこの木はなにか生き急いでいます。休憩小屋の前に咲いていたガクアジサイの花を白く小さくしたような花の木は図鑑を見るとやはりカンボクのようです。

 今日の新顔の集材機。クローラ−付きのウィンチというかウィンチ付きのクローラーと云うか。写真のような使い方の他、架線をはって材を吊り下げて集材するのにも使えるとのこと。半世紀前に山登りをしていた頃山裾に近づくとトラックの運転台が突如現れ、上をロープウエイ式に材木が運ばれていくのをよく見ましたが、それが自動車エンジンを利用した集材機だったのでしょうか。残念ながら今日は後でちょっとしたアクシデントがあり、機能を充分発揮することなく修理にまわることになってしまいました。

 作業終了間際です。薪小屋の屋根ができつつあります。

 薪ストーブ愛好家の二大関心事は如何に薪を手に入れるかとどのように薪を保管するかでしょう。後者のためには皆薪棚、薪小屋など薪の乾燥・保存方法に工夫をこらしていることと思います。そこでひとつ提案があります。写真を公開してどんな薪棚、薪小屋を使っているかの情報を共有しませんか?

 最初にYA氏の竹製の薪棚を紹介させて頂きます。薪長は30cmです。1列用、3列用、そして屋内用です。ボルトが見えているので紐は装飾用かと思ったら、ボルトは隅の8ヶ所だけなので紐もちゃんと仕事をしているとのこと。軒下に置くものは屋根が要らないだけ簡単ですみます。