地震予測と地震保険

快晴 暑くはなく、虫も未だでず、最高の季節

 前回から一週間もしないのにフジの色が褪せてきて目立たなくなり、代わりにキリの紫を見ました。

 9名でとにかく薪割り、薪束作り、棚に薪運び。作業には木陰が好まれる季節になりました。

 2番目の薪棚の屋根の骨組みも現れてきました。薪棚付近の玉切材は殆どが割られ、棚に積まれたと云ってよいでしょう。

 幅3.6m, 高さ1.2m, 長さ40cm の薪棚が10棚ほど割った薪で一杯になりました。全部で17.5立米というところでしょうか。質はピンキリです。

 ところで世の中に地震保険というのがあり、保険料は地域によって違うということは知っていました。当然大地震発生の可能性が高い地域の保険料が高く、それを決めるための基礎資料には公的なデータが使われているものと思っていたのですが、そうではないようです。下は先日紹介したR.Geller氏の論文の図と地震保険の等級図の比較です。地震予測地図の赤い地域と地震保険の赤い地域は東海地方を除き殆ど一致していません。最近東海−東南海−南海地震の連動の可能性が喧しく叫ばれていますが、もし南海地震が起こったらその被害を一番に受けるはずの四国は1等地か2等地です。
 よくみると3等地と4等地は殆どが南関東から関西の人口密集地です。保険会社は地震予測などあたまからあてにしていないで人口が多いところから沢山保険金をとっておけばそれでペイする、とふんでいるのかもしれません。