薪ストーブライフ 産廃

 懇意の植木屋さんが「薪の素」を持ってきてくれ、「木持ち金持ち」の金持ち気分にひたっています。ただ、腹帯のものに較べるといじけて曲がっているものが多く、薪割りの爽快感はあまり味わえそうにありません。でも、とりあえず雨雪がかからないように軒下におき、暇をみて切りそろえ、ひと夏乾燥すれば次の冬には立派な薪になってくれることでしょう。この程度の太さなら殆どが手鋸で切れ、ご近所に迷惑をかけずにすみそうです。

 この「薪の素」はもし私が貰わなければ産廃として処理場に持ち込まれ、有料で化石燃料を使って燃される運命です。ホームセンターで薪を買う人のなかにはこうした「薪の素」を欲しいという人も多いと思います。このミスマッチを解消できると良いのですが、街の植木屋さんが薪になるような雑木を伐ることは滅多に無いようですし、それを不特定多数の薪ストーブ愛好家と結び付けるシステムを構築できるか?現実問題として考えると - - -。

 伝聞によれば軽井沢では役場が管理する土地に間伐材などを集めておいて欲しい人が持って行けるシステムがあるとか。もしうまく機能しているなら素晴らしいことと思います。