番外?番内?3題話:今日の腹帯と玉蟲左太夫とカシミール

晴 

 好天気で久し振りに蔵王へ。七日原に向かうが渋滞でUターンしてエコーラインへ。ところが行ってみたらこちらが渋滞していなかったのは既に3日で閉鎖されていたためと判明。思いつきの行動はこんなものです。結局“川崎町の資源を生かす会”の事務局便りでご案内下さった青根洋館でケーキセットを頂いただけで、帰途腹帯に寄ってみたら、昨日何人かの方が作業をして下さった真新しいチェーンソーの切り屑がありました。

 玉蟲左太夫という、日米修好通商条約のための使節団の一員として太平洋を渡った人がいたそうです。仙台の歴史愛好家ならとくとご存じのお名前とのこと。最近そのご子孫が旅行記を「仙台藩士幕末世界一周」というタイトルで現代語にして出版しました。サンフランシスコで地図を求めようとして書店で手真似をしてみたが通じず、残念だったとあります。せめて高い所に登って地勢を見ようとしたが天候のため果たせなかったとのこと。その思い、よく分ります。でも地図をどう手真似して表現しようとしたのかしら。

 カシミールというフリーウェアがあります。地図をいろいろ加工してビジュアル化できるソフトで(可視、見る)、できることがありすぎて旧人類は困るのですが、ようやくGPSのデータを送ってsaruhanatreeまでの道を1/25000図に表示できるようになりました。赤点ではなく、足の下がその地点です。これは“ウエイポイント”という、重要地点の位置だけを記録するモードで作ったものですが、次には“ルート”という、10秒毎なり1分毎なりの行動のデータを記録するモードで作ります。