番外12回目:薪割りと遊び仕事part2

曇 前回同様暑くも寒くも風もなく、絶好の遊び仕事日和。

 路傍にセイタカアワダチソウが目立つ季節になりました。一時は日本中がこの外来植物に占領され、一億花粉症になるような報道がされたことがありましたが今は花粉症とは関係ないということになっているようです。

 油圧8t,123ccのエンジン式薪割り器をどこかから?(DLDが代理店のようです)調達してきての薪割り作業。ネットで4tのものはどうしようもないとの書き込みがあったがこの8tは使えます。薪長さ480mmまで、太さは?ですが径400mmくらいのコナラは全く問題なかったようです。

 こうなれば放置木も薪としての生涯を全うすることができるでしょう。5人でこれが2棚できました。

 こんなものもできていました。柴が縄でくくられ、束になっています。これは売物になるかしら。誰か一人で勝手に遊んでいる人がいます。


 鬼頭秀一氏の「遊び仕事」の元々の言葉のマイナーサブシステンスとはその業界では一般に認められている定義があるようです。

(1)最重要とされている生業活動の蔭にありながら、それでもなお脈々と受継がれている生業
(2)消滅したところでたいした経済的影響をおよぼさないにもかかわらず、当事者達の意外なほどの情熱によって継承されてきたもの(しかし、経済的意味が少しでもあることが重要)
(3)きわめて身体的な、自然のなかに身体をおき身体を媒介として対象物との出会いを求める行為

とのことです。いやはや難しいものです。身体って媒介するものなんですね!媒介するのは蝿か蚊くらいかと思っていました。「野遊び」と翻訳している人もいました。でも「山遊び」「川遊び」等の言葉は昔からあったはずで、学者先生とは誰でも分かることを誰にも分からない云いまわしで表現して権威づけ、それをもっともらしく解説することがお仕事のようです。

 え?お前はどうだってお尋ねですか?我々自然科学者は違いますよ。そんな難しい言葉をこねくりまわしたりはしません。いろいろな側面を持つ複雑な自然現象から普遍的な法則を見出し、それを分り易い数式で表した上で個々の現象にあてはめて解釈 - - たいして変わりはないか。何が分り易く何が分り難いかは人それぞれということでしょうか。