番外10回目:休息小屋

快晴 絶好の行楽日和、ということは絶好の「遊び仕事」日和でもあるということ。 
 昨晩「明日仮の休息小屋を設置します」というメールが入っていたんだけれど、と恐る恐る山の神にお伺いをたてたら意外なことに有難く御許可を頂いた、などというのは真っ赤な嘘で、これで2日続けて一日中亭主と顔をつきあわせるという難行苦行をせずにすんで嬉しい限りという態度がありあり。薪の会は我家の家庭内平和に大いに貢献してくれています。

 雨露をしのげる休息小屋は遊びにも仕事にも絶対必要。雨が降ってきたので早々に退散したが、あとで気象庁レーダーナウキャスト(降水)をみたら1時間くらい雨宿りをしていればあがっていたことが分ったということもありました。屋根があれば雨を奇貨として雑談で会員の交流・親睦を図ることもできるし、更に火があれば暖をとれてコーヒーやら何やら沸かせるうえ山のようにある柴の整理もできる。また、今までは木陰に集めてブルーシートをかけておいただけ、という道具類の置場も欲しい。

 ということで今日の作業の目的は屋根(といってもビニールシートだが)のある小屋を作り、その中に薪ストーブを設置し、道具類の置き場を作ること。

 以前作った薪棚を利用し、掘立柱を立てて梁をわたして(何しろ材木は無尽蔵にあります)屋根を作り、ストーブを置いて煙突を固定。

 お昼。つめれば10人以上座れるでしょう。なんとも煙が嬉しい。行楽日和の今日はコンビニではお握りが売り切れでやむを得ずサンドウィッチでした。早速フライパンでソーセージを炒めて暖かい昼食を作って差をつけた人もいました。

 そして道具類も雨にあたらぬところにすっきりと整理ができました。「遊び仕事」の基地としてはとりあえず必要最低限の機能を持っています。