N38°09'04.3" E140°37'33.2"

朝曇り、のち快晴 前線が予想より早く通過して雨の予報が行楽日和に。出かけるつもりではなかったのについ車をだして行き着いたところはいつものところ。

その理由はガジェット(ちょっとだけ便利な小道具)をひとつ買ったことにあります。ハンディGPSと呼ばれるもので、いろいろな機能がありますが基本的には通過した地点の緯度経度高度を記録してくれるものです。これまでSaruhanatreeの正確な場所を地図上で確認できないことが「いずかった」もので、以前から購入を考えていたのですが、機種選定に迷って今までかかり、結局一番簡単な機能の(=一番安い)ものに決めました。

 データをPCに送ってgoogle map上に経路図を作ることもできるようですが、あくまでも1/25000にこだわっていくつかの通過点を地図上に手動でプロットして作りました。それは、未だデータをとりこむことができていない負け惜しみではなく、グーグルマップではsaruhanatreeのあたりは全くの白で何の情報もないからです。本当です。

 衛星からの電波を捕捉して位置を確定するので建物やトンネルの中ではだめ、ですから未だ葉の落ちていない森の中ではどうかと思ったのですが全く問題はなく、この地図の誤差は地図のどこに点を書くかで決まっています。林道と交叉していますが、これは点のおき方の問題ではありません。測定の誤差(GPSは公称10m、地図上で0.4mm、林道は?ですがもっと悪いでしょう。腹帯伐採地の北側の沢沿いの林道など3mmくらいずれていて沢を渡っているようになっています)の問題です。

 川崎町から県道47号線を遠刈田方面へ行くと、左に丸正精建という看板が見え、その先に左に入る林道があります。林道の入り口の右手には「羽州街道笹谷街道猿鼻街道」という欲張った案内標がたっています。その林道に入ると大きく曲がったあとは暗い杉林の中の登りになり、左に黒滝不動明王への案内板(写真)。あとで「羽州街道云々」の案内票の写真を撮っていたら川崎町観光協会の鈴木啓一事務局長から声をかけて頂きました。今日猿鼻街道の一里塚等の案内票を建てたとのこと。途中で何か真新しい立札があったのに気が付きましたがきっとそれがその一つだったのでしょう。

滝不動明王を過ごすと程なく右手に貸付森林の入り口(写真)がありますが、気をつけていてもよく行きすぎてしまいます。5,6台は収容できる駐車場があります。その先は4駆でなければ無理の酷い道で、濡れていると4駆でも乗用車タイプはやめた方が無難です。標高差約100m、歩いても15分程度です。おついでのある方はどうかお寄り下さい。活動日なら皆大歓迎致します。