川崎仙台薪ストーブの会:北風と太陽と薪の乾燥

晴 北風が冷たかった

稲でも薪でも乾燥に効くのは日光より風通しだ、とは農家のok氏の言です。そこで11月11日に伐倒したコナラを翌日四つ割り(それぞれ約5kg-普通の薪よりかなり太目)にして
1. 隣家の日蔭で北風が吹き抜ける薪棚の最上部
2. 日当たりの良い南面窓下の一番上
3. 居間
の三ケ所に置いて重量変化を測ってみました。

 ひと目で分かることは居間に置いたもの乾燥が段違いに早く、20日も経てば重量はほぼ一定(初期重量の73%)になることです。一方、日当たりの有無では大差ありません。薪の乾燥にはお天道様でも北風でもなく置かれた環境の湿度が一番効くようです。1と2の差は日当たりよりその場所の湿度によるのかもしれません。その答えはもっと時間が経てば分かるはずで、いずれまた後に。
よく、薪は燃す前に一年はおけとか二年が望ましいなどと書いてありますが、この図からは乾いた場所に保管するかぎりそれほど長く置く必要はなく、また日照はあまり気にする必要はない、ということになりそうです。

今日は19名が集合。薪割り隊

と伐倒隊に分かれて作業。

私はぬくぬくと火の番、のはずが、3時までに燃え尽きるようにとの元消防団員の厳命で最後の一時間はつめたい北風の中で燃えさしを団扇で一生懸命煽ぎました。

大人の遊園地の新遊具で遊ぶ人。

運んだ杉材でここに新しい橋を懸けるそうです。但しこれを運んだ後新遊具はあえなくダウンしたとのこと。

データ:t(時間)=0の重量:?4.5kg, 5.2kg ?5.5kg, 5.7kg ?4.8kg, 4.0kg
の平均。この際表面積/重量比の違いは無視することにします。