川崎仙台薪ストーブの会:道路のメンテと笹谷街道の松並木

晴 働かない人間には(世間の?)風が少し寒く感じられました

伐採地入口の急坂に刻まれた車輪の溝が深く、雪の季節に向かってなんとかしないと、と通る度に思うのですが現場に到着する頃には忘れています。今日ひとりで石をクローラで運ぶ人がおり、帰り道にはその溝が埋まっていました。道路にはメンテが必要です。有難うございました。

我々は道路を含め社会生活のインフラは時代と共に進歩しているように思っていますが実はそうではなく、律令政治の時代には国府間を直接結ぶ幅12mの官道があったことが最近の遺構の発掘でわかってきた等興味深い事が武部健一「道路の日本史」(中公新書)にはいろいろ書かれています。

その一つが街道沿いの並木には道路幅を明示して周囲の田畑からの道の浸食を防ぐ目的もあったということでした。その目で286号線笹谷街道の松並木を見てみると確かに! 松は道路の外にあり、この道が作られた頃には道幅がもっと広くて立派だったことをうかがわせます。


 今日は秋晴れのもと、10名が上下作業を避けながらラグビーのように並んで南側尾根北斜面の玉切材を投げ下し、だんだん下がってきて谷底に集積。クローラが入れる場所ばかりなら良いのですが世の中そう甘くはありません。仕事は沢山残っています。


 お昼時