川崎仙台薪ストーブの会:三島の現状、そして西洋式着火方法

晴 暖か。最高気温22.8℃ でも明日の腹帯での作業は大雨の予報で中止とのこと

2月の大雪による伐倒作業の遅れを取り戻すための作業の連絡や報告でこのところLJCのメールが輻輳しています。3月26日(水)には13名の参加を得てだいぶ作業が進んだようです。明30日にはトン汁をするとのメールもありましたが、つい先程天候が悪そうなので取りやめとの連絡がきました。午前中だけ行こうかどうしようかなどと迷っていたのでほっとしたような、がっかりしたような。

ついでがあったので2週間ほど前に三島学園の伐採跡地に寄ってきました。北半分は既に整地され、南半分はそのままで笹がはびこっています。

  ok氏製作の気配りの滑り止めつきの踏台は風景の中に溶け込み、近隣の人に役立っているようです。 

コナラの切株からはひこばえが何本も元気よく芽をだしていました。何年かたつとこのうちの数本だけが残り、笹はその陰となって今の勢いはなくなるのでしょう。

さて、ところで本会名誉会員の深澤光氏の著書「薪暮らしの愉しみ(創森社,2009)」の中に気になっていた記述がありました。お宅に何週間か滞在したストーブ職人の米国人は薪に火を上から点けるというのです。「一番下には太い薪、次に細い薪、一番上に着火し易い焚き付けを載せてその上に新聞紙を裂いて何か所かに点火する」そうです。多分、私を含め大部分の(日本)人は逆に積んでいるのではないでしょうか。


先日懇意の植木屋さんから頂いたメタセコイア、杉同様に皮は簡単に剥がれ、すぐ乾燥するので焚き付けに使おうとしたのですが、これがうまくいかない。上にちょっと太い薪を載せるとペシャッと潰れてしまって空気が入っていきません。そこで思い出したのがこの「西洋式着火方法」でした。で、炎は上に昇るのだからと半信半疑だったのですが、これがうまくいくんですねー。普通のやりかたでは、極くたまにですが焚付を詰めすぎて空気の通りが悪くなり、大量の煙がでてしまうことがあります。この方法ではその惧れはないのではないでしょうか。何事も試してみるものです。写真は焚付不足で後で足しましたが、上からなのでそれも簡単。メタセコイアの皮がある間は西洋式で着火することにします。