川崎仙台薪ストーブの会:回転寿司と放射能

晴 午前中は全く無風で暑かった。午後は少し風がでたが太陽がギラギラ。

灰の放射能の測定をして頂いたTK氏がいろいろな情報をツイッターで送ってくれます。「放射能」と聞くと頭に血が上る人がいるのでさわらぬ神にたたりなし、とこのブログでは触れないことにしていました。今回ちょっと卑怯ですが責任を他人におしつけることにして取り上げます。わかる人にはわかって頂きたいので。
 某環境団体が回転寿司の具について「抜き打ち調査」−普通に持ち帰り寿司を買ってその具の放射能の測定を民間検査機関に依頼−した結果をホームページにのせています。5社20試料のうち19試料が検出感度限界(5Bq/kg)以下で、ある店のイワシだけから約11Bq/kgの放射能を検出したとのこと。
検出限界とは熟練したオペレータがベストの条件下で測定してゼロではないと判定できる最少量です。いつでも誰がやってもこれ以上なら検出できるわけではありません。逆にノイズは測定につきものなので実はほとんどゼロなのに公称検出限界の倍くらいの値が記録されてしまうことはしばしばですから、11Bq/kgという値は灰色というしかありません。学生がこの実験結果を持ってきたら絶対「おい、もう一回測ってみろよ」と云うところです。でも、それをしないこの団体のHPを読んだ人の大部分は某回転寿司(名指ししています)のイワシには放射能がある!怖い!ということだけが頭に残るのではないでしょうか。政府の基準値を大きく下回ると書いてはありますが。
 TK氏のつぶやき:「(栄養素別食品一覧によれば)生イワシカリウムは100gあたり310mgなので、カリウム40(の自然放射能)は94Bq/kg。と、こういう計算をすると怒り出す人もいるんだよな」。そう、そんな人っているんですよね!
 因みにこの一覧を見るとカリウム含有量が特に多いのが乾燥昆布やわかめです。頭髪は自然放射能の刺激で生えてくるのかも。幸い私は「色は問題じゃない。大事なのは量だ!」と云える状況にあり、海藻を多く食べる必要は感じていません。
今日参加した仕事は北側尾根の上の玉切材の矢(野)猿による搬出。丁度傾斜がよく、適当にロープで上からコントロールしながらゆっくり下せます。私が提案したチェーンホイストがまた役に立って嬉しい限りです。
当初はとても今日で終わるとは思えなかったのですが、なんと搬出完了!そして3/4くらいは40cmに玉切まで。
国道から見える第4の薪棚も完成。爆弾低気圧で出稼ぎのサクラもほぼ処理が終わったようです。その他道の刈払い、蜂退治等々。
奥の薪棚は満タンでした。昨週の定例会で伐採地から運び込んだとのこと。
その代わりこちらは少々寂しくなりました。今日搬出した玉切材を早く割って積み上げたいものです。削り屑をみると結構乾燥しているようなので今冬使えるかな?含水計を持ってくればよかった。