川崎仙台薪ストーブの会:小枝、グーテンベルグ計画、シュレッダー

曇 日差しはなかったが風が通らないので蒸し暑し。仙台では前夜から早朝にかけて雷雨が行ったり来たりしましたが腹帯の道は乾いていました。

腹帯伐採地では小枝は積み上げられ、腐るにまかされています。焚付けに持帰りたいのはやまやまですが、嵩張るので泣く泣く見捨てています。
 勿体ないなあ、と思う度にG.オーウェルがスペイン内戦に義勇兵(ボランティア)として参加した経験を書いた「カタロニア賛歌」の一節を思い出します。「(山岳地帯の)前線は寒くて軍務、睡眠、食事以外の時間はすべて燃料を探すことに費やされた。指より太い木は既に燃やし尽くされており、全員がどのブッシュや草が火つきがよいか、長持ちするかに詳しい植物学者になった。」スペインの山は石灰質で植生は貧しいとのこと(Our miserable mountain had not even at its best much vegetation)。日本の山は豊かです。
 うろ覚えだったので本棚を探しましたがありません。で、著作権がきれた書籍をネットで公開する「プロジェクトグーテンベルグ」をみたら収録されており、しかもキーワード「植物学者(botanist)」で即座にそのページがでてきました。凄い時代になったとつくづく思います。Googleが目指しているという、「歴史上のあらゆる知識をネットで検索できる日」も遠くはないのかもしれません。
 強力なシュレッダーを借りられるかもしれないとのこと。小枝はチップにして道に敷くのがベストでしょう。

 四月の大風で折れたり裂けたりして危険な二本の木を伐倒、材として売れるかもしれないとのことで2mに切って片づけ。昨夏皮をはいだ手前の杉はそれほどではなかったが上部が折れただけで生きていた倒れつつある檜は重かった。午前中で切り上げ。