川崎仙台薪ストーブの会員の余得:本の第二の人生

無風快晴 暖かい

 二度とは読まない本を抱えこんで困っていたところ、川崎町の公民館で受け入れて第二の人(本)生を送らせてくれるという耳寄りな情報を会員から貰い、少しずつ運びこんでいます。忘れていて再発見した本も多く、もう一度読んでからなどとついつい思ってしまうのでなかなか処理が捗りません。
 この本もその一つです。満州国士官学校を卒業し、後に米軍と共に朝鮮戦争を戦った韓国軍人の話です。日本陸軍では大隊長クラスになると一般兵と口をきくことはまずしなくなるのに対し、米軍では最高司令官ですら現場を駆けまわって直接兵士を督励してまわる。そこに日米陸軍の最大の違いを見たそうです。旧陸軍だけでなく、今の日本でもこの類の組織・お偉いさんは少なくないのではないでしょうか。
 今日はお天気も良く、なんと14名が集合。雪もあって駐車場が大混雑でした。集材機を使ってクローラーを軽トラに載せ、修理に。
 倒したばかりのサクラを玉切りしてロシニョールのスキー板を利用した手作りそり(左の写真で木に立てかけてあります)で下ろしています。こんなことができるのは雪のお陰です。昔奥鬼怒の山小屋で山仕事の人と泊まり合わせたことがあります。縦に並べたかなり急な木道を作って雪を利用して下していたというおぼろげな記憶がありますが、まさか50年後にその真似事をするとは思わなかったので横目で見ただけでした。
 このサクラ玉切り材は“きもち”代わりに頂いて持ち帰り、早速薪割りをしました(挿入写真)。なんとも魅力的な肌の色です。仕事を終えて小一時間運転して帰り、ビールを一缶飲んでからの薪割り。日が永くなったものです。
 雪の中から掘り出して薪にしたものを空になった東側の薪棚にどんどん運びこんでいます。写真のものは大震災前に伐倒したものなので完全に“キノコフリー”ではありませんが、従来のものに較べれば段違いの質です。これからが楽しみです。